【診療科目】>カテーテル治療(IVR)> 脾動脈コイル塞栓術
元気消失、食欲不振、虚脱の症状が認められたため、超音波検査を実施したところ、腹腔内に血様の腹水が確認されました。 脾臓には腫瘤性病変が認められ、そこからの出血が強く疑われました。また、重度の凝固機能低下が認められ、輸血を行っても十分な改善が得られなかったことから、開腹による外科的摘出は困難と判断しました。 そのため、低侵襲的な止血手段として即日、脾動脈に対するコイル塞栓術を実施しました。処置後は大きな合併症もなく、術後の状態は安定しており、翌日に退院となりました。

カテーテルを目的臓器まで挿入している様子

カテーテルを目的臓器まで挿入している様子

造影検査にて脾臓からの出血を確認(赤丸)

コイル塞栓後の造影検査(脾臓からの出血が止まったことを確認)

肝臓の造影検査を実施し肝臓からの出血がないことを確認

術後2ヶ月後のレントゲン写真(赤丸がコイル)

術後2ヶ月後のレントゲン写真(赤丸がコイル)
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